何かと何かを比べるって良くないことだと思うんです。
だって、人間や家族、店、料理、どんなものにも必ず良いところがありますよね。それって別に何かと比べて気づくものじゃなくて、普段は代わり映えしないとしても、見る人が見たり、ちょっと違った角度から見ると、それはそれは眩しく光る宝物に見えたりすることってあると思うんです。
例えば親が作る料理。通常、一人暮らしをするとありがたみに気づきます。僕は親の作る弁当で恥ずかしい思いをしましたが、他人の弁当と比べたりしなければ美味しく味わって食べることができたはずです。
友人の存在。遠いところに住むとその重要な存在感に気づきます。一緒にいるのが当然と思わずに接していたら、盛岡に来ても心強い存在に救われていたかもしれません。
それから昔の女のLINE。いつの間にか子供の写真に変わってたりってこと、あると思います。急に社会に置いてかれた感じがします。
比べるからです。
自分の価値を下げ、大事なものを失うこと、それが比較することです。
さて、
きれいごとを抜かすのはこのくらいにして、そろそろいきますか?
盛岡二大焼肉屋対決~!
がんがん比べて行きますよ!
盛岡で有名な焼肉屋はいっぱいあると思うのですが、その中でも今回は両者とも食べログで3.6を超える強者対決です。今回ランチで焼肉屋をハシゴするという偉業を達成しました。
オーダーしたのは両者平等にセットメニュー。
想像してみてください、もしあなたが焼肉屋を営んでいるとしたら、セットメニューにどのくらい力を入れますか?
多くの客がセットを注文することは想像するのに簡単です。
そう、多くの客が注文するセットメニュー。力を入れないわけにはいきませんよね?牛肉ってのは金を払えばいくらでも美味しい肉を食べることができます。セットがウマい店は通常メニューもウマいに決まってます。
そりゃ確かに僕の財布の事情もありますが、今回はセットメニュー対決です。
まず向かったのは焼肉レストラン米内(よない)。
肉の米内で一人飲み
バスを降りてグーグルマップを頼りに店に向かいます。
バス停を間違えたのでしょうか、けっこう距離がありそうです。でもまあ天気も良いことですし川沿いをのんびり歩いて向かいます。
綺麗ですね
除草作業中。
草を刈った青臭い匂いが幼い頃の田舎を回想させます。
着きました米内!
間違って隣の精肉店をパシャリ。

肉の米内
店に入るとほぼ満席。
一人客はたぶん僕だけです。座敷に案内されます。
満席なのに4名席を一人で占領して申し訳なさがありますが、ちょうど3組くらいお帰りになりホッほっとしました。これでゆっくりできそうです。
メニューはこちら
ランチのカルビ定食1150円とビールに決定。
「すみません」
「す、すみません」
「あの、すいません!」
気づいてくれません。グループなら次お前が呼べよ、やだよお前が言えよなどと遊べるのですが、ぼっちなのでそれもできません。孤独を噛み締めました。
しかも店内で一人飯してるのは僕だけ。もちろんカウンターなどありませんし一人飲みには厳しい環境と言えるかもしれません。
なんとか無事に注文することに成功し、まずはビールがオンテーブル。
「一週間おつかれ」
自分に乾杯です。最高ですね。このために仕事してるようなものですからね僕なんて。
そしてカルビ定食が来ました。
お肉、もやし和え、カクテキ、スープ、生タマゴ、ご飯、全部付いて1,150円ですよ。
しかもこの肉を見てください。
なかなかのクオリティですよね。その程度でした、この時点の感想は。
厚みもあります。
載せた瞬間のジュ~がたまんない
飲みながら焼けるのを待ってるのも良いものですね
あの、もしかして、一人焼肉って、いいかもです。というのも居酒屋だったら料理が来るまで間が持たなくないですか?だからスマホを触ってTwitterやインスタをやってるふりをしますよね。
一方、焼き肉だと自分で焼くので、その間がちょうどいい。目の前の肉が焼けるのをゆっくりまったり飲みながら待つんです。たまに無駄にひっくり返したりしながらね。いいかもです。
もやしのごま油和え、なかなか美味しいです。ビールにマリアージュ。
さて、良い感じに焼けました。
溶き卵に付けるという事前情報はありましたが、まずはタレで。
うん、うまい!
次に溶き卵で。
うお~卵でもうめ~
店内には男子高校生が何人も食べに来てました。みんなメガネかけてて見るからにマジメそうなステューデントが。大丈夫なんですかね、高校生のうちからこんな美味しいもの食べちゃって。
しかし、座敷であぐらをかくと、デニムの汚れが気になりますね。
最低でも2ヶ所にデカいシミを見つけてしまいました。さすがにそろそろ洗い時ですかね。不潔なのはデニムであって、僕が不潔なわけではないんですけどね、違いますか?
外でレシートをパシャリ。
瓶ビールと合わせてお会計1770円。大満足なランチとなりました。
食道園で一人飲み
そのまま食道園に向かいます。
もちろん歩き。
来た道も方向が変わると違う景色に見えます。
向こう岸に散歩中の犬発見!
無邪気だな~
前に一人飲みしたMASSの近く、良い雰囲気の商店街を通ります。
ファイヤーキング!
ウマいもののためにどこまでも歩くエネルギー、我ながらすげえ
到着しました、食道園です!
業務的な米内と対照的に、外観に雰囲気がありますね。手が震えながら書いたような看板の文字も醸し出すものがあります。
時間も時間なので店内には誰もおらず一人ぼっち。
こちらもカウンターは無し。4人テーブルで。
時間的にランチメニューは終わったとのことで、ランチとまったく同じだというカルビセット1500円をオーダーしました。ドリンクはもちろんビール。
また『食道園といえば冷麺』とのことだったのでハーフサイズを注文しようとするも、ハーフは無いらしくフル冷麺を別辛で。
米内は座敷中心でしたが、食道園は主にテーブル。
ビールが来ました。ビールはこっちも美味い。そりゃそうだ。
すぐにカルビセットが運ばれてきました。
なんだか内容が似ているぞ、というか全く同じのようです。米内は殻付き生タマゴでしたが、食道園は割って持ってきてくれています。
盛岡の焼肉は卵に付けるのがスタンダードなのでしょうか。それともお店同士意識してるのですかね。
見た感じこちらも肉質良さそうです。
米内よりは薄め。
網に載せたときのジュ~がたまらん。
良い感じに焼けてきました。
そう言えば米内はタレが付いてきましたが、食道園では付いてきませんでした。
つけダレが染み込んでるということでしょう、一切れ。
うん、美味い。
卵に付けてもう一切れ。
うん。まあ美味い。
ここで冷麺が到着。
美しい
上に乗ってる干し肉。こりゃ美味い。
なんとレンゲが付いてこない!
「ゆで卵をレンゲにしてご利用ください」というわけですね。わかりました。
スープを一口。
子供か。
別辛のカクテキを入れます。
辛っ!
辛いのが好きな僕でも感じるので相当辛いです。韓国と日本では使う唐辛子が違っていて、日本の方が辛いのですがそれにしたって辛い。
食べたあとじわじわ舌がヒリヒリします。
食道園では冷麺を食べたので3100円と高くつきましたが、
セット自体はランチタイムなら1250円で食べれます。
さて比較結果といきますか
岩手に来たよそ者が比べた結果ですが、ハシゴして食べたからこそ分かったことがありました。それは厳しい評価になります。
結果言っちゃいますと米内の圧倒的勝利でした。
腹をすかせて最初に向かったのが米内だったので、不利に見える食道園を応援したいところです。米内のお肉を食べたとき、なかなかのクオリティという程度の感想でしたが、比較したとき違いはもう明らかでした。
食道園の方が美味しいのはワカメスープだけだったのです。
肉に関してはダンボールとコピー用紙、そのくらいの違いがあります。焼くと食道園はペラペラですが、米内はダイナミック。味も米内はそのまま食べても卵に付けても、タレの秀逸な風味が死にません。だからと言ってただ濃いだけでは決してないのです。
食道園は卵に付けると卵味の肉となり、タレもよくある味。米内はタレだけでも売って欲しいレベル。全く違います。
また値段も食道園は1250円(通常時1500円)に対して米内は1150円(1400円)。
正直、両店ともカウンターがなく、ゆっくり一人で飲むには向きません。人気店ですしね。女性が一人で入るのも勇気がいることでしょう。
それでも米内の焼き肉は行く価値ありです!
僕が保証します。