浮気心
僕が225先物でトレードしているのは、最初、株でデイトレをやっていたからでした。
株は先物主導で動くことがあるそうで、トレーダーはみんな225先物を見ているそうです。
僕は先物を見てもなんにもわかりませんでした。
朝、出勤前に株のデイトレをしてもほとんど勝てませんでした。
勝てなかっただけならまだしも、問題だったのは、全く成長を感じられなかったことです。
銘柄を毎日変えるため株価自体も値動きも当然違うから、そのまま10年やってても勝てる気がしないのです。
ニューヨークが下げたときは日本株も上げづらいというのは多くの人が言いますが、上げづらいというのは、下がるってことなのか、少しは上がるってことなのか、なんなのか。
意味がわかりませんでした。
株も先物もFXも、なにかがこうなったら上がる・下がるという単純なものではなくて、多くのものを複合的に総合的に判断していかなければならないんですよね。
株は特にややこしい気がします。まず銘柄選択ですよね。銘柄を選ぶのがぶっちゃけめんどくさい。
それに株のチャートはたくさん窓を開けているのも原因の一つです。上げたのに陰線ということが普通にあります。
株のデイトレって天才的な人が勝てるんだと思います。
当時そんな感じで225先物に主戦場を移したわけですが、最近また株をやりたいと思ってきました。
というのもやっぱ先物ってイメージ悪いですもん。
例えば株やってますと言ったら、おおすごいですねなんて言われるんでしょうけど、先物やってるなんて言ったら、あんたやばいのに手をだしてるねと思いますよね。
実際のところは株も先物もロスカットしっかりしてればリスクは変わらないんですけどね。
とりあえずデイトレは225先物で十分なので、スイングトレードくらいのタームで、銘柄をまったり選びチャート分析をまったりやってたくさんの利益を出せたら最高~、なんて浮気心をいだいていました。
株をやめてから月日が経ち、テクニカルの基礎が頭に入った今、改めて株をやったらどうなるのか。
とりあえず、流動性のある日経平均採用の225銘柄から明日上がりそうな株を抽出しました。
これまでの先物のデイトレで培われたテクニカル分析を最大限発揮し、6銘柄抽出しました。
かかった時間30分くらいです。何しろ基礎はできてますからね。
果たして、翌日、上がるのか。
結果。
6銘柄すべて下がってました。
全部。
もしすべて買ってたら破産、逆にすべて売ってたら億万長者一直線です。ある意味すげえ
いや~やっぱ難しいですね。
主戦場の先物で勝ててもないのに、浮気しちゃいけませんね。もってのほかです。いい学びになりました。
7/11㈪デイ
上にブレイクしたと思ってロング。
下がってきたので撤退。
-554円
上にブレイクでロング。
下がってきたので撤退。
+446円
2本連続した下ヒゲを見て飛び乗りロング。
上に前回高値もあり、最悪のエントリー。
-1554円
上方向へと決着が付いたと思ってロング。
-1554円
高値と安値の間でレンジになっていて本来エントリーすべきでないところでエントリーした良くないエントリー。
下にトレンドができたのでショート。
+1946円
7/12㈫デイ
7/12はすべてロングでエントリー。
上のチャートを見てわかるようにエントリーするならショートの場面。
なぜ逆張りをしてしまうのかほんと不思議。
-54円
-1054円
-554円
7/13㈬デイ
下降への転換場面でショート。
+2446円
下降継続を見てショート。
+446円
+20円値幅も可能だった場面だけど利確を間違って+5円でチーン。
7/13㈬ナイト
上昇継続と見てロング。
+446円
もう少し我慢すれば25円は取れたところ。逆にプラスで撤退しただけでもOKともいえます。
7/12㈭デイ
Aのロングは良くないエントリー。
ブレイクを見届けてからエントリーしないと簡単に逆行されます。
-554円
Bは順張りして逆行された場面。
仕方ないと割り切って良い場面。
-1554円
Cは転換場面でショート。
+446円
Dは転換場面のロング。
+2946円
唯一の会心の一撃。
EとFのロングはもう少し我慢すれば20円くらいは取れたところ。胆力足りずもったいない。
Gのポイントはリアルタイムで見ていると、いかにも下がりそうなシチュエーションにだまさました。
ローソク足がMAから離れたときは、ほぼ一旦戻すのでそういう意味でもエントリーすべきじゃなかった場面ですね。
-1554円
7/15㈮デイ
さらに下がると見てショート。
+1446円
さらに下がると見てショート。
-1054円
十字線が出ているからショートはダメな場面なのかもしれませんね。
またブレイクアウトでやられた場面です。
-1554円
ロング+446円
思ったより伸びず撤退。
結果
1週間で+204円という結果でした。
かなり負けまくった印象だったんですけど、これだけ利益が出ると氷結350mlと言わず500mlを1本買えるかもしれません。
いくらマイナスになるんだろうと思ってたので意外です。
ブレイクするかしないかの攻防でけっこうやられたのと、飛び乗り、もみ合い中のエントリー、転換場面など、負けたエントリーはいっぱいありますが、とりあえず来週からはもみ合いやレンジでは一切エントリーしないことにします。
転換場面はちゃんとやればいつかは多少取れるようになるかもしれませんが、もみ合いでは勝てる気がしません。
相場はほとんどがもみ合いですから多くのチャンスを捨てることになりますがこの際仕方ないでしょう。
チャンスが減るより負けを減らさないといけませんからね。チャンスが減ってもお金が減らなければいいわけですから。
それから来週はもう一点。
ブレイクの見極めをしっかり見ていきたいです。
ブレイクするということはトレンドができる可能性が高いです。トレンドができれば勝ちやすくなるし値幅も期待できます。
逆にブレイクしないということはもみ合いやレンジになる可能性が高くなります。あるいは逆方向の水平線まで一気に進む可能性があります。
ということはブレイクを見極めれば、ブレイクすればその方向にエントリーすればいいし、ブレイクせず戻ったらレンジか逆サイドに流れるかのどちらかというシンプルな構図で予測することができます。
そのあたりしっかり見ていきたいと思います。
来週は氷結2本買えるくらい勝ちたいですね。