今までありがとう
マイナスは免れたものの今週もしょぼい結果になりました。
+568円
氷結は2本買えるでしょうね。
2020年4月に始めた株、そして2020年7月に始めた225先物が一旦ここで区切りを迎えることになりました。
もう、いいです。
225先物は10時半とか11時とかになると、早くも勢いがなくなって、もみ合いになったり、トレンド中だったとしてもジリジリと上がったり下がったりするような相場になってしまいます。
1分足のローソク足1~2本で利確と損切りを狙うスキャルピングにとってジリ相場はきつい。やっても意味がないです。
だから、もういいです。
今後225先物は余計なことをせず淡々とトレードしていく、それだけです。
損失を最小に抑え、一年後に利益が出ていたらいいや程度の感覚です。
今後は主戦場をFXに移します。
FXの口座を開設して少しだけトレードしてみたのですが、225先物と比べると夢のような金融商品ですね。
FXのメリット1、動きが大きい
225先物はチマチマ動きますが、為替はダイナミックに動きます。
先物はチマチマ動くのに、1ティック5円なので最低でも500円損益が変動します。
一方、為替は1銭の下にさらに小さい0.1銭幅で動くので心に余裕を持って取引できます。
そして先ほど話したように日経先物は11頃には動かなくなりますが、為替は動いています。普通にブレイクしてトレンドができたりします。
先物に比べてチャンスが多いのです。
FXのメリット2、少額で始められる
国内FX業者は最大レバレッジ25倍で1000通貨から始めることができます。
1米ドル135円と仮定すると135円×1000通貨÷レバレッジ25倍=5400円となり、5400円の証拠金で始めることができます。
225先物ミニの場合証拠金は現在132,000円です。松井証券の一日先物取引だとその半額で始められますが、それでも66,000円が必要です。
また、僕が225先物で利確するときは1分足のローソク足が伸びたところで20円くらいです。
その場合ミニ1枚建てると2000円の利益となります。
一方FXのドル円を考えると、1分足で利確する場合2銭から3銭くらいかと思います。その場合1000通貨で20~30円の利益になります。
先物は66,000円の証拠金で2000円の利益、FXは5400円の証拠金で20円の利益。
利益は損失の裏返しでもあります。上の場合、先物のリスクは3%を超えますが、FXは仮に5銭動いても1%以下です。
FXは225先物より資金効率は悪いですが、意外と安全なことがわかります。計算合ってますよね?
FXのメリット3、シンプル
株のように銘柄を選ぶ必要がないから225先物を始めたわけですが、勝つまでには様々な選択をして多くのものを切り捨てる必要があります。
例えばチャートはミニを見るべきかラージを見るべきか。
日中にトレードするかナイトセッションでトレードするか。
朝とナイトセッションの寄り付きは見送るのか戦うのか。
見る時間足はどうするか、など多くのものを取捨選択して戦略を立てていかないと到底勝てるようにはなりません。
選択を絞ったとしても僕のように勝てていない人もいるでしょう。
チャートはミニもラージも両方見て、日中もナイトもトレードして、時間足もすべて見てとやっていてはいつまでたっても勝てません。
一方FXはチャートにミニもラージもありませんし、24時間稼働しているので寄り付きはありません。
取捨選択と言えば通貨と時間足くらいなのでシンプルに考えることができます。
選択という観点からもFXは初心者向けだと思います。
なぜはじめにFXをやらなかったのか、そんな後悔まで感じています。
ただしFXが簡単というわけでは決してありません。絶対にそんなことはないです。
それに今はただ隣の芝生は青く見えているだけかもしれません。
FXのデメリット、取引コスト
FXにはデメリットもあります。
スプレッドです。
買いのレートと売りのレートの差がスプレッドですが、これが計算してみると意外と大きい。
例えば1ドル135円を例にして計算すると、135円×10万通貨÷レバレッジ25倍=540,000円となり、10万通貨での必要証拠金は540,000円です。
その場合1銭の変動で1,000円の損益が発生しますが、米ドル円のスプレッドを0.2銭で計算すると200円の取引コストが発生することになります。2割のコストです。
より実際の取引に合わせて計算してみます。
10万通貨で1分足のスキャルピングをしたときを想定して、利確を2銭、スプレッドを0.2銭と仮定します。
その場合利益は2000円。スプレッド分で200円。取引コストは10%となります。
もう少し利益を粘って5銭で利確すると利益は5000円。スプレッドで200円。取引コストは4%に下がります。
超短期のスキャルピングで1銭で利確した場合、利益は1000円。スプレッドで200円。取引コストは20%に跳ね上がります。
225先物と比較してみます。
松井証券の一日先物ミニは1枚往復で54円の手数料がかかります。
10円で利確した場合利益は1000円。手数料は54円。取引コストは5.4%です。
20円で利確した場合利益は2000円。手数料で54円。取引コストは2.7%です。
いくつかのFX業者を比べてみましたが米ドル円のスプレッドはおよそ0.2銭でした。
コストだけを考えると225先物のほうが安く取引できると思います。
利確幅と損切り幅が小さい取引ほどコストが重くなるのは先物もFXも変わらないのですが、少ない利益で撤退するほどFXはコストが重くなります。
つまり短期のスキャルピングは総じて不利です。
スキャルピングでコストを小さくするには、スプレッドの狭い通貨を選び、スプレッドが開く時間帯は避け、なるべくエントリー回数を減らし、厳選したところでエントリーし、利益を大きく伸ばすことが大事です。
取引コストを小さくする方法
- スプレッドの狭い通貨を選ぶ
- スプレッドが開く時間を避ける
- エントリーの回数を減らす
- 厳選してエントリーする
- 利益を伸ばす
決済金額が小さいほどスプレッドの割合は大きくなるので、適当に入ってダメだったから同値で逃げる、といったことを繰り返していると実はコストが大きくなっていきます。
ただしコストを考えるあまり損失が大きくなるまで撤退しないのでは本末転倒です。難しいところですね。
このようにFXにはデメリットもありますが、とりあえず225先物への執着はなくなりました。
もう僕は負けたんです。
日経225先物よ、今までありがとね。
これからは淡々とトレードしていく、それだけです。
損失を最小に抑え、一年後に利益が出ていたらいいや程度の感覚です。
7/25㈪
今週からラージのチャートは削除しました。ミニしか見ていません。
水平線を上にブレイクしたと思ってロングしたのですがなかなか上がらないので微損で撤退、ドテンでショート。思惑通り下がってくれました。
-554円
+2446円
7/26㈫
水平線を下にブレイクしたのでショート
-1554円
ほんとブレイクって難しいです。
結果
+568円
今週もどうせマイナスだろうと思っていたのですが、蓋を開けてみるとプラスでした。
8回エントリーして勝ったのは2回だけなのにプラスというのは損小利大トレードのお陰です。
あとはミスをなくして淡々と、そしてのんびりやっていきます。
来週は氷結3本が目標です。
早く外で一杯やりたいです。
追伸
日経225先物での経験は、果たしてFXに引き継げるのでしょうか。
2020年-39,590円
2021年-93,314円
2022年-63,912円
合計-196,816円
2020年7月から2022年7月まで、2年ものあいだ辛酸を舐め続けてきました。
2年でこの程度の損失で済んでいるのは損切りができているからとポジティブに考えることもできます。
果たしてこの経験をFXで活かすことはできるのでしょうか。
しかしながら、一から相場を学ばせてもらうつもりで挑みたいと思います。