冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば。
世界の麺を牛耳っているのが盛岡の女だと言われています。
そして麺だけじゃなくメンズも盛岡の女に牛耳られています。
盛岡に来て間もなく、
メルカリであるものを買ったんです。
出品者もたまたま盛岡在住の主婦の人だったみたいで、突然、盛岡のどこに住んでるのか聞いてきました。
盛岡ですと答えると「直接届けたいのですが可能ですか?」って言ってきたんです。
驚愕でした。
主婦。
いうなれば人妻ですよ。
引っ越しして間もなくでしたので、部屋はもちろん片付いていませんし、いや何があるかわかりませんからね。
思春期の気分でした。
普段あわよくばと狙っている僕でも、いきなり伺いますと言われたらびっくりするものなんですね。
まあ結局来たのは彼女の旦那さんというオチではあったのですが、少しのあいだぼくの心は会ったこともない人妻に牛耳られていました。恐ろしや
で今日来たのはここ。
東家と言えばわんこそばやソバだけでなくカツ丼がかなり有名らしく、僕としてはカツ丼もソバも好きなので、一杯やりながらどっちにしようか決めればいいよねと、とりあえず店に向かいました。
ビルはこんな感じです。
ド駅前にあるビルの2階です。
飲食店は1階にある方が良いと思っていましたが、いや1階のほうが良いのは間違いありませんが、盛楼閣やこの東家のように「味」があると階段で向かうのも悪くはないですね。
ああ、あの東家に来たんだ。
ああ、あの盛楼閣に来たんだ。
と階段を上がるほんの数秒ですが、またひとつ希望がかなえた自分へのご褒美感を味わえます。
入り口はこんな感じ。
いい味かもし出してます。
入り口の前にはイスが数個置かれてあり待合スペースとなっているようです。でもラッキー、誰も並んでいる人はいません。
戸を空けて中に入ると、いい味出した親父さんが慣れた感じで、人数とわんこそばなのかただの食事なのか聞いてきます。
いくらソバが好きでも一人でわんこそばは寂しすぎるので、ただの食事を一人でするのだと伝えると少々お待ち下さいと一旦店を出されました。
待合スペースに人がいないだけで店内は込み合ってるようです。
さすが東家そうこなくちゃ。
22番の券を大事に握りしめイスに座って待っていると下からお客さんがやってきます。ファミリーや親子、カップルなどが続々と。
こういったことってけっこうよくあって、例えばガラガラのお店に僕が入った瞬間、急に次から次へとをお客が入ってきたりってことが昔から割とあります。
あんな人が入るくらいならわたしも入ったっておかしくないわね、と言って入ってきてるんでしょうけど。
それとこの東家には大学生のように見える若い男性の一人客も何組か見ました。
やはり有名なお店なので一人客もそれなりにいるんですね。
10分くらいで22番が呼ばれました。僕の番です。
店内は全部は見渡せなかったのですが、10人くらい座れるテーブル席があり、他はすべて座敷になっているように見えました。
やはりわんこそばは座敷で行うのでしょうね。テーブル席は思ったよりも少ないと思いました。
麦茶とおしぼり。
酒だ酒だ~
何にすっかな。
おっとベアレンみっけ。
ベアレンクラシックとだし巻き卵(400円くらい)を頼みます。
フォーラムで一人映画やってからベアレンのファンになってしまいました。
今週もおつかれオレ。
週7日のうち5日も仕事してるって世の中おかしくね?
テーブル席は相席だったのですが、男性の一人客が日本酒を飲んでいたおかげで僕もゆっくり飲むことができました。
相席なのでテーブルを占領するというわけではないですし、アルコールを頼むことで客単価も上がるし悪くはないよね、と自分に言い聞かせ、ゆっくり待ちます。
来ました!
どうです?このカラーリング
超ほわほわ
うまい!
だし巻きでベアレン一杯やりに、これからも通いたくなる味です。
あまり一人で長居するのもあれなのでね、天ざる(1000円くらい)でシメますか。外で待ってるお客さんもいますしね。
カツ丼にするかソバにするか考えていたのを忘れて、ソバで即決でしたね。
理由はわかってます。隣の客がソバを食べてたからです。それはそれは美味しそうに。ずる~ずるずる~ってね。
そう一人飲みってのは隣の客に影響されるようです。
茄子の天ぷら
海老天
オクラ
かぼちゃ
あい完食。
あまりソバのことはわかりませんが、美味しかったです。
ただ今回ソバを食べたということで、カツ丼を食べてみたいという思いがますます強くなりました。
あれだけのだし巻きを出すお店です。
だし巻きでベアレンを一杯、そしてまたソバを頼んでしまったとしても、なんでカツ丼じゃねんだよって後悔したとしても、カツ丼はまたその次の楽しみでオッケーです。
いや~一人飲みっていいですね。