ドトールに酒おいてくんねかな
なんか甘いものが食べたいと思い、でもカフェでスイーツ食べるような人間でもなく、ならばとあのうまいココアを日本中に安定供給しているドトールに向かいました。
盛岡駅のドトールです。
今となっては一人で入れない店はない。そう自負しておりましたが、そういえばカフェだけはほとんど行ってませんでした。
カフェで読書している天使には嫌われることがあっても、好かれることはない、そう思ってたんです。
女心とかわからない男ですからね僕は。
手料理でそれはそれはこの世で初めて見るような創作料理をこしらえる女心なんてわかるわけありませんし、おれを振っといて寂しいとか言い出す女心なんて死ぬまで理解できません。
そう。だから女心がわからない僕はカフェなんて行ってもその魅力は理解できないと思うとですね、なかなかつま先がそっち向かないんですよね。
まあ僕なんてドトールで十分です。その程度の男ですから。しかしドトールのミルクレープとココア。あれ最強じゃないですか。
ただひとつだけ。盛岡に吉野家がないのと同じくらい残念なのが、ドトールに酒を置いてないことです。
クリームがふわっと載ったココアで少しづつ、喉から胃にかけて優しい膜を張ったらその流れでビールをがぶがぶ流し込み、優しさの膜が剥がれて麦酒の苦味を感じてきたころ、ミルクレープをフォークの先っぽで一枚一枚剥がして遊び、それを肴にまたビールをがぶ飲みし、もちろん途中ではココアの優しさを入れつつみたいな。
そんな飲み方ができれば最高なのですがね。
さて、ココアを飲むとやはり酒が、ビールが飲みたくなりまして、次に向かったのはサラリーマン居酒屋桜坂。
サラリーマン居酒屋桜坂でぼっち飲み
盛岡駅を背にして左手方向に2、3分でイルミネーションが見えてきました。
入ってみると手前側のカウンターに女性おひとり様、奥のテーブル席では2、3組のグループが飲んでました。
手前側のカウンターの、さらに一番手前の席に腰掛けビールを注文します。
すぐにお通しとともに生中が運ばれて来ました。お通しはキャベツの上に乗ったハムカツ。この生中なんと290円です。激安でしょう?他のメニューも全体的にかなり安め。
お腹はあまり空いてなかったのですが、この値段でどんなものを出すのかと興味本位でホヤ刺しを頼んでみました。
出てきたのはこれ。
他の、例えばうま舎とかで食べるホヤより食べごたえあるホヤです。盛り付けだって勝るとも劣らないクオリティー。
カウンターは今回のように入口側の一番手前が確保できれば、カウンター内側のオヤジさんと話すことはほとんどないでしょう。
ですがこのおやっさん、かなり人が良く、ホヤでビールを飲んでると、豚肉のさっぱり焼きという豚肉をポン酢で食べる料理をサービスしてくれたんです。それから帰るときは外まで見送ったりと。はっきり言って人良すぎです。

桜坂のおやっさんがサービスしてくれた
店内はこ汚い感じはあるけれども、朝からエッグベネディクト食ってるような社長令嬢を連れてこれば桜坂の斬新さに驚かれ、ハートをわしづかみにすることが可能です。
ざっぱな雰囲気やおやっさんの人柄など含めて、ここなら常連になりたい!とそう思えるような良いお店でした。かならずまた行きますよ!